ヘルペスなどさまざまな性病情報ナビ

「ヘルペス」は、「ヘルペスウイルス」というウイルスが皮膚や粘膜に感染して、水ぶくれができる病気のことです。
くちびるのまわりに水ぶくれができる口唇ヘルペスの場合、ウイルスに感染している日本人は20~30代で約半数、60代以上ではほとんどの人が感染しているというデータもあります。

尖圭コンジローマという性病の症状とは

尖圭コンジローマという病気はヒトパピローマウイルスに感染することで発症する性病のひとつです。
全ての性行為で感染する恐れがあり、性行為以外でも皮膚や粘膜に傷ができている時には、そこからウイルスが侵入して感染することがあります。
ヒトパピローマウイルスには100種類以上の種類があり、その中で良性のウイルスと悪性のウイルスに分けられます。
尖圭コンジローマを発症するタイプのウイルスは良性のものとされているもので、主に粘膜に感染するタイプのHPV6やHPV11というタイプのものが原因で発症します。

ウイルスが体内に入った場合には3週間から8カ月の潜伏期間を経てからイボができるという症状が出はじめます。
イボは性器や肛門の周辺にできることが特徴で、1~3mm前後で乳頭状のものから、ニワトリのトサカのようなもの、カリフラワー状のものなどがあります。
男性では亀頭の先端部分や冠状溝と呼ばれている部位、包皮の内側や外側、陰のう、陰のうと肛門の間、尿道口、肛門の中や肛門の周りに症状がでます。
女性が発症した時に症状が出る部位は大陰唇、小陰唇、膣前庭、膣、子宮頸部、会陰、尿道口、肛門の周囲や中です。

イボの見た目の色には色々なものがあり、白っぽいものからピンク色のもの、茶褐色、黒色まで様々なものがあり、イボの表面にはざらつきがあることも特徴です。

イボは発症して間もない時期には数が少なく小さなものがほとんどですが、病状が進行してくるとイボの大きさが大きくなり、数が増えてきます。
イボを発生させるウイルスはイボができている部位だけにあるのではなく、イボの周囲の皮膚にもウイルスが付着していることが多いので周囲の皮膚にも新たにイボができ続け、結果的にイボができている範囲が広くなり数も多くなります。
しかしこのイボは痛みや痒みがないことが多く、目に付きにくい場所の場合には、自分でイボができているということに気付かないことがあります。

尖圭コンジローマの治療法

尖圭コンジローマの治療法には軟膏をつけてイボがなくなるのを待つ治療法と、イボを切除する方法の2つの選択肢があります。
軟膏はベセルナクリームというものが効果があるとされており、尖圭コンジローマへの免疫力を高めてウイルスの増殖を防ぐ作用のある薬です。

この軟膏を週に3日、1日1回患部に塗ります。
その後6~10時間後に軟膏を石鹸で洗い流します。
軟膏を塗ってから一定時間そのままにしておく必要があるので、夜寝る前に軟膏を塗布して、朝起きた時に洗い流すようにすると良いでしょう。

ベセルナクリームの副作用は?

ベセルナクリームは非常に作用の強い薬で、塗布している時間を守らないと赤くただれたりする副作用が起こりやすくなります。
そのため、軟膏を塗布する時には周囲の皮膚にはつかないようにイボの部位だけに塗るようにして、塗った後には手についた軟膏をしっかりと洗い流しておく必要があります。
ベセルナクリームの主な副作用は、塗った部位に赤みがでる、皮膚のただれ、皮膚がはがれる、むくみ、痛み、湿疹などがあります。

イボを切除する方法

イボを取り除く治療法としては凍結療法といって液体窒素でイボを凍らせて取り除く方法がメインになります。
他には電気メスでイボを焼く電気焼灼という方法もあります。
皮膚を焼いてイボを取り除くので傷が残りやすいというデメリットはありますが、施術中に痛いと感じることが少ないというメリットがあります。
レーザー蒸散は炭酸ガスレーザーで取り除く時に周りの皮膚も焼いて治療するため再発が起こりにくいという特徴があります。
外科的に専用の器具を使用して取り除くこともできますが出血が起こりやすく、痛いという症状がでやすいことがデメリットです。

尖圭コンジローマは性病のため治療はパートナーと共に行うことが重要です。
再発を防ぐためにも尖圭コンジローマを発症した時にはパートナーと共に病院を受診しましょう。