ヘルペスなどさまざまな性病情報ナビ

「ヘルペス」は、「ヘルペスウイルス」というウイルスが皮膚や粘膜に感染して、水ぶくれができる病気のことです。
くちびるのまわりに水ぶくれができる口唇ヘルペスの場合、ウイルスに感染している日本人は20~30代で約半数、60代以上ではほとんどの人が感染しているというデータもあります。

女性がなりやすいカンジダという性病もやっかいです

カンジダは性感染症の一つで、女性の膣にカンジダという真菌が異常繁殖することにより起こります。
カンジダ膣炎または膣カンジダ症と呼ばれており、男性より女性の性器に起こる場合が圧倒的に多いです。
これは、女性器の方が男性器より体外に露出していない分、蒸れたり湿った状態であることで菌が増えやすい環境であることが関係しています。

カンジダの症状

症状としては、非常に強い痒みを伴います。
チーズやヨーグルトのカスのようなポロポロしたおりものが出てくることが多く、灼熱感や性器の炎症も症状として同時に発生します。

カンジダは性病の一種?

性感染症の一つではありますが、性行為なしの女性でも発症することがあるため、性病ではありません。
基本的に男性が性器カンジダ症を発症していることは少ないため、男性との性行為によりうつるよりは、女性自身が原因となっている場合がほとんどです。
そのため、性行為なしの女性でも性感染症の一つであるカンジダ症を発症してしまいます。

カンジダの原因

原因としては、疲労やストレスによる免疫力の低下、月経前や妊娠中のホルモンバランスの乱れ、抗生物質の使用、蒸れやすい衣装や下着の着用などが挙げられます。
普段膣の中は乳酸桿金によりphバランスが酸性になっており、病気の原因になるような菌の繁殖を抑えていますが、上記の原因でそのバランスが崩れることがあると、真菌のカンジダが大量に増殖することがあるからです。

カンジダの治療法は?

治療法としては、膣座薬を挿入したり、抗真菌薬のクリームや軟膏を性器に塗ることにより完治を目指します。
早い段階で適切な治療を行うことで短期間で治すことができますが、原因が取り除かれない限り再発を繰り返す場合もあり、慢性化してしまう恐れもあります。

初めてカンジダ膣炎を発症した女性は、他の病気や性病の可能性も考慮し、医師の診断を仰ぐことが推奨されます。
毎年決まった時期になる人や、生理前になりやすい体質の人など、再発を繰り返す場合は、自分でも症状から判断できるため、市販の薬でも治療することができます。

カンジダは再発の場合のみ薬局でも薬を買える

カンジダに何回もなった経験がある女性や、再発を繰り返しやすい体質の女性の場合、わざわざ医師に処方箋を出してもらわなくても、薬局で市販の薬を購入し、使用することで治療ができます。
自分で症状の特徴を理解していて、原因がある程度分かっている場合はこのように薬局を利用するのが便利です。

しかし、この手段はあくまでも、自分でカンジダ症について知識があり、確実にカンジダ膣炎を起こしていると言い切れる女性にのみ推奨される方法です。
カンジダ膣炎に似た症状でも、全く違う性病または内科的な病気が原因の場合もある為、気を付けなくてはいけません。

性行為なしの女性の場合は、他の性病については基本的に心配する必要がないため、再発の場合は薬局で市販の薬を購入することが通常です。
しかし、過去2か月以内の再発の場合や、6か月以内に2回以上再発している場合などは、重篤な他の病気が隠れているかもしれません。
その場合はすみやかに医師の診察を受けましょう。

基本的に、おりものに強い臭いがあったり色がついている、異常な出血を伴う、膣や外陰部に潰瘍がある、糖尿病である、抗生物質やステロイドを使用中、妊娠中、などの症状がある場合は注意しましょう。
薬局の市販の薬に頼らず、医師の診察を受けるべきです。

カンジダは女性にとって、年齢や性交渉の経験の有無は関係なく、誰にでも発症する可能性がある病気です。
原因となったストレス、生活習慣、体質が変わらない限り、何回も再発することがあります。
実際に、カンジダ膣炎になった女性の半分は再発しています。
その度に医師の診断を受けるために病院に行くのは確かに大変です。
再発だと言い切れる場合のみ、薬局にて市販薬での治療が可能です。
少しでも疑問や気になることがある場合は、必ず医師の指示を仰ぎましょう。